日本レジン製品協会は、レジンコンクリート製品の普及促進を図ることを目的として、平成14年に発足して以来、上下水道、通信、電力等、日本の社会インフラの構築に貢献して参りました。
レジンコンクリートは、骨材の結合材料としてポリマー系の熱硬化性樹脂を使用することにより、一般的なセメントコンクリートに比べて高強度で薄肉・軽量化が可能になるとともに、耐酸性・耐水性等に優れ高い耐久性を有する等、数多くの特長を持つ材料です。このため、レジンコンクリート製品の採用により、施工性の向上及び工期の短縮が実現できるとともに、長寿命化によるライフサイクルコストの低減に寄与することができます。
近年、高齢化等に伴う施工環境の更なる改善及び持続可能な社会の実現が課題となっていますが、当協会では施工性及び環境性に優れた材料として、今後ともレジンコンクリート製品の研究開発を続けてまいります。
関係者の皆様方におかれましては、当協会への更なるご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。