電線共同溝特殊部 通信・電力用マンホール

電線共同溝特殊部(CCBOX)
通信・電力用マンホール(ハンドホール)


概 要

1. 電線共同溝特殊部(CCBOX)

電線共同溝は、国土交通省および各地方自治体において、電線類の地中化による都市景観の向上、無電柱化による道路の有効幅員の拡張、災害時の二次被害の軽減が期待できます。

高強度なレジンコンクリートの特性を活かすことで、薄肉・軽量・コンパクトな形状が可能となり、狭い場所への設置や施工時間の短縮など、さまざまなメリットを有しています。

現在では、次世代型電線共同溝としてさらに小型化(コンパクト化)された、「通信接続枡」もさまざまな場所で使用されています。

 

2. 通信・電力用マンホール(ハンドホール)

通信用は、ケーブルの引込や引抜、接続作業などの通信ケーブ敷設用として使用されています。
電力用は、送電や配電用の他、施設、工場などの電力ケーブル敷設用として使用されています。
近年では再生可能エネルギー発電所の設備として、太陽光、風力、バイオマス発電所など、電設マンホールとしての需要も増えております。

特 長

・高強度のため無筋構造としており、任意の場所に開口を設けることができます
・製品は工場で組み立てるため、工期を短縮できます
・短期間で強度が発現するため、短納期で量産することができます
・中性化、塩害、アルカリシリカ反応などの劣化現象は生じません
・耐薬品性、水密性、絶縁性に優れています
・掘削幅の低減、基礎工の簡素化、高い耐久性など、トータルコストの低減が図れます

 

電線共同溝特殊部(CCBOX)への要求事項

実績

2020年度末までの納入実績(国土交通省、地方自治体管轄含む)は、以下となります。

・電線共同溝特殊部(CCBOX)         :約40,000基
・通信・電力用マンホール(ハンドホール)     :約160,000基

レジンコンクリート製CCBOX及び通信・電力用マンホール(ハンドホール)は、施工性・安全性・交通解放の迅速性に優れているため、工事実績は年々増加しています。

今後は、無電柱化による安全性や街並みの景観向上、脱炭素に向けた再生可能エネルギーの普及に貢献していきます。

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